【激変のいま中小企業必見】パーパス~社会における企業の存在意義~

最終更新: 5月31日



@埼玉県鶴ヶ島市の保険代理店事務所より




最近、「パーパス」という言葉が、ビジネス界隈で少しずつ耳にするようになってきました。


「パーパスドリブン(パーパスを起点として)」


「パーパスブランディング」


など、大手を中心に使われていますね。


「パーパス」とは、「目的」や「存在意義」、「存在価値」などと訳されています。



一言で表現するなら、


「なぜ、何のためにビジネスをしているのか?」


「自分たちだからこそ、社会に提供できる価値とは何か?」


こんな言葉になるかな、と思います。



では、なぜ、最近「パーパス」という言葉が流行りはじめたのでしょうか?



パーパスが流行りはじめた背景

ぼくも、あるプロジェクトをきっかけに最近パーパスの記事を読み漁っていました。


その中で、勉強した内容、パーパスが流行りはじめた背景として、


・商品・サービスの差別化が難しくなってきた


・ミレニアム世代、Z世代中心の世界に


・企業の生き残りをかけての戦略


・生きる意味を問う人が多くなった


などがあるかな、と感じました。




1.商品・サービスの差別化が難しくなってきた

モノが溢れかえるほど豊かになった時代において、商品やサービスの質はかなり高い水準になっています。


とくに、カイゼンが得意な日本市場では、企業も消費者も、商品やサービスに期待する声も高いため、必然的に世の中に提供されるものの質はかなり高いです。


そういった意味でも、世の中にあるもののほとんどは差別化が難しくなってきています。



例えば、家電を想像してみてください。


掃除機ひとつをとってみても、さまざまな機能が備わっていて、どの掃除機もただ掃除をするだけなら申し分がないスペックが備わっているはずです。


さらに、新興企業は新しいアイデア、消費者の不満の声をもとに、マーケットシェアを獲得するためにニッチな分野、商品を提供しています。手が届かないかゆいところまで、さまざまな商品やサービスがありますよね。



そんなこともあり、だいたいの市場において、飽和状態になってきているので、商品やサービスが溢れかえり、差別化が難しくなってきていると思います。




2.ミレニアム世代、Z世代中心の世界に

ミレニアム世代とは、ざっくりいうと、いまの20~40歳までの世代をいいます。


バブル崩壊後の世代で、親の背中をみているせいか、けっこう堅実な考えの人が多いです。


またインターネットが当たり前の世代で、デジタルネイティブです。ぼく自身も、いま32歳なので、おもいっきりミレニアム世代です。



Z世代とは、このミレニアム世代の後ろの世代をいいます。なので、20歳未満の子たちですね。


この世代が、パーパスとどう繋がってくるか、ということなのですが、、、この世代は、生まれたときから割とモノが豊かな環境で育ってきているので、経済的な価値にそこまで執着していない人が多いです。


最低限、暮らせればいいや、、、という若者が多いんですね。


これを証明するように、最近の若い子たちは、自分が働く職場で、無理に昇進したがらない、らしいですね。責任とお金が増えるよりも、自由な時間を自分や家族のために使ったり、自分がしたいことのために人生をささげたい、と考える人たちが多いみたいです。



そんなこともあり、ミレニアム世代、Z世代の人たちは、経済的な価値も大事だけれど、社会的な価値も大事にしたいと考えています。


社会的な価値とは、他人との関わり、家族との関わり、地球や環境との関わり、など自分の外の世界との関わりともいえるかな、と思います。


がむしゃらに働くのもいいけど、人や地球のために貢献しながら働きたい。自分以外のために、役に立っている実感を得ながら人生を過ごしたい。そんな考えを持っています。


そのため、企業としても働き手(雇用)・消費者になる、このミレニアム世代、Z世代を取り込むためにも、企業の存在意義、社会における企業の存在価値が重要になってくるのです。要は、経済的な価値だけではなく、社会的な価値を含めながら働いてもらう。そして、消費者からみれば、同じお金を払うのなら、社会的な価値を発信している企業から買おう、となるわけです。


ここは、企業の生き残りをかけての戦略にも繋がってくるところです。


<追記>


ものは溢れているので、マズローの5段欲求でいう、「自己実現」を叶えたい若者が増えているんだと思います。




3.生きる意味を問う人が多くなった

じつは、ぼく自身もそうだったのですが、コロナを機に、人生について考える人が多くなったと思います。


これは、テレワークが増えて、家にいる時間が増えた。結果的に、考える時間が増えて、自問自答をすることが多くなった、のかもしれません。


田舎に引っ越し、もしくはシェアハウスなどして、デュアルライフを送っている人が増えたのも、「生きる意味」を考えた人が増えた結果かもしれませんね。


またコロナによって、副業や独立・フリーランスが増えた、加速された、オンライン化が進んだ、ことも背景にあると思います。


企業としては、優秀な従業員を引き留める方法として、自社で働いてもらう意味付けを強くしなければなりません。ましてや、中小零細企業で働く優秀な社員だった場合、経済的な価値で引き留めるのは難しいでしょうし、独立時に自社のお客さんを持って行かれてしまっても恐いはずです。


昔に比べて、インターネットがかなり普及し、副業、独立が簡単な時代では、どうやって優秀な社員に自社で働いてもらうか?ここはよーく考えないと、かなりリスクになるかもしれませんね。


そういった意味でも、大企業問わず、中小零細企業においても、パーパスは重要になってくるはずですね。



もうひとつ、ぼくが考える理由としては、やっぱり社会における企業の存在って大きな、ということです。


日本では、中小零細企業が99.7%を占めています。地方経済では、ほとんどの会社が、中小零細企業です。


そういった意味でも、企業は社会の重要なポジションにいます。ひと、もの、かね、サービス、情報、想いなど、ほとんどを生み、繋いでいるのは、中小零細企業です。



というところからも、中小零細企業も、「社会における一企業として何ができるか?」を再定義するいい機会なんだと思います。


ぜひ、パーパスという新しい概念から自社を見つめ直していただき、社会にインパクトを与え続けていただきたいな、と考えています。



最後に

今回は、パーパスが流行りはじめた背景、理由を中心に書きました。


で?って話になっちゃうと思いますので、少し補足しておくと、、、

パーパスを起点に、企業は何を表現するか?だと、個人的には考えています。


ただ働くだけじゃない。ただ儲けるだけじゃない。


何を目的に、命を使って(使命)、個人として企業として表現するか?


自己承認欲求ではないですが、みんな自分らしさを表現したいし、しないと生き残れない時代なんだと思います。


これは大企業よりも、スピーディーに動ける中小零細企業、個人のほうが有利かな、と感じています。


想いの丈をそのまま表現し、共感しあえる仲間を集められやすいからです。ぜひさまざまな媒体を通して情報発信し、経済的な価値以外でも、「豊かに」、「幸せに」、表現していただきたいな、と思います。



P.S.

ちなみに、ぼくがこのコロナの時期に悩んだ内容は、「自分の存在意義」についてです(これはまたの機会に)。


P.S.2

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ー資金繰り改善士 根本寛也



資金繰り改善士が経営する中小企業専門の保険代理店。

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