事業計画書はビジネスの羅針盤。



@鶴ヶ島市の事務所より



今回は、「事業計画書」について書こうと思います。 あなたの会社では、もちろん事業計画書を作成されていると思います。 もしまだ作成していなく今ドキッとされた方は、ぜひ作ってみてくださいね。


なぜ事業計画書が必要か?

なぜ事業計画書を作るかというと、答えは簡単です。 会社がこれから進む道筋を立てるためです。 決して、他人のためではありません。 正月、皆さんが個人的に去年の反省と今年の目標を定めると思います。そして1年間その目標に向かって、まい進すると思います。 途中で予定が変更になれば、目標を変えるか、やり方を変えると思います。 会社もそれと同じなのです。 目的、目標、やること、やり方、やる順番、考え方等を整理する作業が事業計画書作成なのです。

当然、事業計画書があると銀行などの外部に対しても評価はあがります。 この社長は、長い先まで見据えて考えていらっしゃる方だな、この考え方であればこの会社の事業も大丈夫そうだな、と銀行も思うはずです。 そのような点からも、必ず事業計画書は作成してください。 強制的にやるものではありませんが、自社を守るため、成長するためにぜひとも取り組んでいただきたいです。

なお、作成方法等はたくさん参考書があると思います。 自分に合った本を探すと良いかと思います。

参考までに… わかりやすくて、内容をまとめやすい、私のオススメの本は、「起業したい人への16の質問 ガ―バー流事業計画書の作り方」著者 堀越 吉太郎  発行所 (株)秀和システムです。 私のお気に入りの本のひとつです。



利益計画書の経費について

事業計画書を作成するなかで、利益計画を立てるかと思います。


利益計画って作るのが難しいですよね。よく社長たちから聞く声です。



なぜ難しいかというと、売上の見通しが甘くなるからです。


経費についてはある程度いくらかかるか予想が立てられるかと思いますが、売上については予想するのが難しいと思います。期中でもいろいろ変動がありますから。



新聞やニュースを見ていても上場企業が決算着地予想の修正を発表したりしますよね。


グローバル企業の場合、為替や海外リスクが生じますし。大企業でも売上の見通しが難しいものです。


中小企業であればもっと予想するのが難しいはずです。



そんな予想が難しい売上については今回は置いておいて、「経費」について触れたいと思います。


経費は2種類あります。


固定費と変動費。



固定費とは

固定費とは、簡単にいうと営業活動にかかわらずかかってしまう費用。


代表的なものは、給料や家賃です。



あなたんの会社の固定費はどれくらいですか?


どうしてもかかってしまう費用ですので、なるべく抑えておきたいものですよね(抑えれば良いってわけではありませんが)。



逆に固定費よりも売上が低ければ、確実に赤字ですよね。


毎月固定費がいくらかかっているか把握するのは非常に大切なことです。


さっそく、いくら毎月かかっているか調べてみてください。



変動費とは

変動費とは、生産量や売上、ビジネスの活動量によって、増減する費用のことをいいます。

たとえば、原材料や外注加工費、動力や燃料、旅費交通費、販促費などです。 生産やサービスを行えば行うほど、それに伴って生じてしまう費用のことですね。 逆にいえば、何も生産やサービスを行わなければ費用はゼロということですね。



損益分岐点とは

さて、損益分岐点についてです。少し難しい言葉のように感じますが内容はとてもシンプルなものです。



損益分岐点とは、損失も出ない、利益も出ない、収支がゼロの状態になる売上高、分岐点のことを言います。


ですので、売上が損益分岐点を上回れば黒字、下回れば赤字ということです。



言い回しを変えれば、「必要最低限の売上高」となるでしょう。


その分岐点は必ず越えたいものですね。



そもそも、なぜ損益分岐点という言葉があるか。


それはどの業種でも商品・サービスを生産する活動の中で、固定費がかかってきてしまうかと思います(※固定費が少ない業種はありますが)。


その固定費分を回収するために、売上げを上げなければ必ず赤字になってしまいます。


なおかつ生産活動をするなかで変動費という費用もかかってしまいますので、売上から変動費を差っ引き、その残った利益から固定費分を回収できなければ必ず赤字になってしまいます。


――


式に表すと、


売上高  -  変動費  =  限界利益


(限界利益は、固定費と利益を合わせたもの)


限界利益  -  固定費  = 営業利益


――


といった感じです。



ですので、事業活動をするうえでうちの会社の損益分岐点はいくらなのか?ということを自社で把握しておくことは非常に重要なことです。




たとえば、1つ100円の消しゴムを販売する場合の損益分岐点を想像してみましょう。


消しゴム1つの原価が50円だったとします。


それに送料や梱包代、販促費が10円だったとします。


すると、消しゴム1つ当たりの変動費は60円になります。


そこに家賃や人件費、保険料などの固定費が毎月8万円かかっていたとすると、毎月何個の消しゴムを売上げないと赤字になってしまうのでしょうか。




、、、答えは、2,000個です。



―――


前回の式に表すと、


1個当りの売上高100円 - 1個当りの変動費60円 = 限界利益40円



固定費80,000円 ÷ 限界利益40円 = 売上2,000個必要


―――



このように損益分岐点、または目標となる売上がわかると活動もしやすいですよね。



簡単でもいいので利益計画書、事業計画書を作成されることをオススメします。



ー根本寛也



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