地震保険は損害区分も変わります。

最終更新: 5月17日


@埼玉県鶴ヶ島市の保険代理店事務所にて


「地震保険の改定内容」について。


まず、地震保険改定の大きな目玉は、保険料の改定です。


埼玉県は約14%の値上げとなります。東京、千葉、神奈川は約11%の値上がりとなります。


関東圏内は、ほとんど値上がりしそうですね。



さらに、今回の改定に伴って、補償内容も変わります。


何が変わるかといいますと、損害区分の細分化が行われます。



改定前の損害区分は、全損、半損、一部損でした。


全損の場合、保険金支払い割合は地震保険金額の100%、半損は、地震保険金額の50%、一部損は、地震保険金額の5%でした。



改定後は、損害区分が全損、大半損、小半損、一部損の4区分になります。


要は、従来の半損が、大半損、小半損の2つに分かれます。



保険金の支払い割合についても、大半損が地震保険金額の60%、小半損が地震保険金額の30%となります。


表で表すと、


全損   保険金額の100%


半損   保険金額の50%


一部損  保険金額の5%



全損   保険金額の100%


大半損   保険金額の60%


大半損   保険金額の60%%


一部損  保険金額の5%


となります。




また「損害区分の認定基準」の改定があります。


変わるところは、半損の部分です。


改定前と改定後をあらわすと、


<改定前の半損>


【建物】

・主要構造部の損害額が建物時価の20%以上50%未満

・焼失または流失した床面積が建物時価の20%以上70%未満


【家財】

・家財の損害額が家財全体の時価の30%以80%未満



<改定後の大半損・小半損>


【建物】

大半損

・主要構造部の損害額が建物時価の40%以上50%未満


小半損

・主要構造部の損害額が建物時価の20%以上40%未満大半損

・焼失または流失した床面積が建物時価の50%以上70%未満小半損

・焼失または流失した床面積が建物時価の20%以上50%未満


【家財】

大半損

・家財の損害額が家財全体の時価の60%以80%未満


小半損

・家財の損害額が家財全体の時価の30%以60%未満


となります。



その他に「割引確認資料の拡大」があります。


今回、割引確認資料の拡大については割愛させて頂きますが、割引適用条件に合致するかもしれませんので、お付き合いのある保険代理店もしくは最寄りの保険代理店に確認してみてください。



先日、お客様から保険料が上がる前に、地震保険に入るべきか、それとも保険料は、上がってしまうが、損害区分が大半損、小半損に分かれてから入るべきか、どっちが良いかな」と相談されました。


この質問の意図は、たとえば、被害に遭われてしまったとき、建物主要構造部の損害額が、40%だった場合、改定前の損害認定では、半損で、支払い保険金額が、保険金額の50%になります。


改定後では、大半損で、支払い保険金額が、保険金額の60%になります。もらえる保険金が変わるんですね。損害認定についての鋭い質問でした。


どちらを選択しても正しい答えはありません。それぞれの考えで、結論を出された方が良いと思います。


ちなみに私の考えは、地震はいつ起きるか、わかりませんので、入っていなければ改定前でも入っておいた方がいいと思います。



―資金繰り改善士根本寛也



P.S.

LINE@でもさまざまな情報を配信しています。ぜひご登録を!

https://line.me/R/ti/p/%40nba0286p





0回の閲覧0件のコメント