自社への担保設定(自社を守る術)
最終更新: 1月31日
@埼玉県鶴ヶ島市の保険代理店事務所より
わたしも銀行員という立場を離れて、
だんだんと銀行員癖というか、
自分が銀行員
という認識が薄れてきました。
そうなってきたせいか、
融資の借主であるお客さん目線で、
借入を見れるようになってきました。
企業が借入を決意するのは、
想像以上に覚悟が必要なんですね。
ようやく、
お客さんの気持ちを理解できるようになってきました。
そこで、最近改めて感じたこと。
銀行は融資をする際に、
連帯保証人や不動産担保、信用保証協会など、
担保をがんじがらめにします。
融資というのは、
預金者の資金を財源としているため、
100%返してもらわなければ銀行は困ってしまいます。
そのため、
担保をがんじがらめにする理由ももちろんわかります。
私もこの立場にいましたから。
しかし、
一方で、
次のような考え方はありませんでした。
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なぜ、
借入をするお客さんは担保をつけないのか?
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何を言っているかというと、
借主の企業は、
借入資金によって事業を回したり、
設備投資をして、
収益をだし、
利益を確保することはわかりますが、
返せなくなった場合の自分自身への担保をなぜつけないのか、
これが疑問で仕方ありません。
企業も借入をして、
100%返済できるという保証はありません。
何か事故があり、
展開によっては、
銀行も「期限の利益」を喪失させるかわかりません。
これはお客様目線での、
リスクヘッジの考え方です。
ぜひとも、
返済に対する担保を自ら確保してもらいたいものです。
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ー資金繰り改善士 根本寛也
資金繰り改善士が経営する中小企業専門の保険代理店。
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